Amazon スポンサーブランド広告 予算消化ルールに変更あり!
こんにちは!
国内初のAmazon専門コンサルサービスを展開しているアグザルファです!
アグザルファブログではAmazon専門コンサルタントがAmazon出品に役立つ情報をお届けしています。
ここ最近、Amazonブランド登録を行われている出品者も増えてきたことから、スポンサーブランド広告(以下、SB広告)を運用されているケースも増加してきております。
※SB広告って何?という方はコチラの記事内「スポンサーブランド(SB)広告の利用」で簡単にご紹介しておりますのでご参考ください!
この記事にたどり着いたあなたは、ここ最近のSB広告の消化予算に疑問を感じられてアクセスいただいたのではないでしょうか?
そうです。
SB広告は2月より一部の予算仕様が変更されております!
Amazonからは新着情報や重要なお知らせなどはございませんでしたが、1月29日以降、広告キャンペーンマネージャーへアクセスした際、以下のようなメッセージが表示されております。
※現在、アカウントによっては表示されなくなりました。
また、上記メッセージが表示されていた際に記載されていたヘルプも合わせて見ていきましょう。
■広告ヘルプ
参考)Amazonセラーセントラル 広告ヘルプ
https://amzn.to/2vRmahK
1 日の予算とは、1 日ごとにキャンペーンに費やす金額のことです。1 日の予算額は、暦月の 1 か月間にわたって平均化されます。任意の日に費やす金額は、1 日の予算より少ないこともあれば、1 日の平均予算より最大で 10% 多くなることもあります。このシステムによって、トラフィックの多い日にはメリットが得られます。月末時点の広告費が、設定した 1 日の予算にその月の日数を掛けた金額を超えることはありません。毎月の請求限度額を超える請求がなされないよう、請求書では超過配信の調整が行われます。キャンペーンが 1 日の予算に達すると通知されます。たとえば、予算が 1,000 円で、初日に 900 円分のクリック数を獲得した場合、2 日目に最大 1,100 円分のクリック数を獲得することができます。これにより、2 日間の合計支出が 2,000 円になり、平均は 1 日あたり 1,000 円になります。※ヘルプ記載内容抜粋
…さて、どういう意味でしょう?
表示内容だけでは具体的にどのように変わったのか理解しづらいため、具体例を交えながら疑問とその答えをひとつずつ紐解いていきましょう!
目次
疑問① 予算の平均化とはどのように計算されるの?
※ヘルプ記載内容抜粋
予算の平均化とはどのように計算されるのでしょう?
■回答
⇒現時点ではAmazonの仕様上、1日の予算は「内部的に」1日の予算×月日数で計算されます。
あくまで内部的なので表面上は確認できませんが、その合計予算額が1か月間で使える予算として認識されることとなります。
疑問② 予算の繰り越しってどうなってるの?
例えば、キャンペーン予算が1日1000円で2月1日~28日まで1日毎に900円分ずつ消化していった場合、2月29日には100円×28日=3800円分(2800円(繰り越し分)+1000円(当日予算分))の予算が消化される可能性はあるのでしょうか?
■回答
⇒いいえ。1日当たりに多く使える1日の予算は設定額の「+10%」までとなります。
上記例の場合ですと2月29日の予算で消化される可能性のある予算上限は「1,100円」までとなります。
疑問③ 超過配信の調整ってなに?
毎月の請求限度額を超える請求がなされないよう、請求書では超過配信の調整が行われます。
※ヘルプ記載内容抜粋
との記載について、「請求書では超過配信の調整が行われます。」とは具体的にどのようなことでしょうか?
もし予算を超過していた場合はAmazon側で超過分を負担してくれるのでしょうか?
■回答
⇒1日の予算が1000円の設定であった場合、「3月」であれば31日あるため、1か月間で使える予算は31,000円とシステム上認識されます。
広告経由のクリックが多く、日々上記の「+10%」の補正がかかり「1か月の広告費が3万1千円」を超えることがあり、
この超えた分の広告費は、広告費が請求となる前に調整がされれば、そのまま調整金として請求額と相殺され、もし請求後に調整がされた場合には、翌期間に無料の広告費としてAmazonから付与されます。
疑問④ 適用されているキャンペーンは?
今回の仕様変更は2019年10月8日より前に作成された1日の予算設定があるスポンサーブランド広告キャンペーンが対象と記載されていましたが、2019年10月9日以降に作成されたスポンサーブランド広告キャンペーンには既に本挙動が適用されているのでしょうか?
■回答
⇒2019年10月9日以降に作成されたキャンペーンの場合は変更が適用されております。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
ここ最近、運用しているSB広告の予算消化に変化を感じられた方は、以前との変化を考慮して予算や入札額なども見直しを行い、さらに効率的な運用を目指して参りましょう!
少しでも、本記事が皆様の参考になれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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